俺は若干の居心地の悪さを感じながらじいちゃんの様子を窺う。 今日は体調が良さそうだ。 「学生さんですか?」 振り向くと直美さんが真っ直ぐ俺に視線を向けていた。 こういう時、慣れたとは言え、どこか劣等感のような物を感じる。 こんな真っ直ぐに見られて、下を向かずに居られない俺は、弱いんだろう。 「周作はただのプー太郎だよ、直美ちゃん。」 じいちゃんが口を挟んだ。助け舟とは言い難い表現に俺は顔をしかめる。