「俺が…付き添うことになった。」


じいちゃんは、ほう、と言って天井を見上げた。


「大学も辞めやがって。何やってるんだ、お前は。」


じいちゃんのこの口調からして、これから説教が始まることが予想できた。


「もう色んな人に怒られた。だから、もういいじゃん。」


じいちゃんがキッと俺を見据えた。


「馬鹿野郎。てめぇ、いいわけねぇだろ。」


怒られた。
やっぱり予想は的中。じいちゃんの説教が始まる。