白の森

あなたにあげます。

毎日、見てしまいそうだから。



それだけ書いてあった。

そうだな。オレもそうだった。そしてティアを憎み蔑ろにした。

そんなティアの心がよくわかった。

涙がまた出てきた。それを拭っていると

「それを決して人目に晒してはならんぞ!それは人の世にあってはならないもの。ティアリエの心を思い、貴様に貸し与えよう」

低く通る男の声が辺りに響いた。

「誰だ!」

聞いたことのない声だ。

アッシュは警戒した。

人がこんな所に居たらいけない!