白の森

「アッシュ、おはよう」

ティアが目を覚ました。

「おはよう」

ティアの小さな唇にキスを落とした。

そうするとティアはニッコリと微笑んだ。

「ご飯、作るね」

ティアは白い身体を日に晒し、服を拾い部屋を出て行った。

シーツの上にティアの長く艶のある銀色の髪が一本だけ残っていた。

それを指で拾い、唇に当てた。

「ティア、必ず…迎えにくる」

その髪を、指に巻き軍服の中に入れていたロケットのペンダントを開けた。

幼い頃、病で亡くなった母と妹の写真が入っていた。

そこにいれた。

誓いと共に。