「マーニャ頑張れ、もう少しだ」

アッシュはマーニャに農耕具を引かせて、畑を耕していた。

出来るだけスタンや町のことを考えないようにしているが、やはり思わずにはいられなかった。

作業の途中で物思いに耽るアッシュをティアはみつめていた。

「アッシュ、マーニャ休憩にしよう」

声をかけてもアッシュからの返事はなく

マーニャがピタリと足を止めて、アッシュはそこでようやく足を止めた。