それを竹琉に報告。

それからは竹琉が色々と尽くしてくれた。
そして、そんな日々も瞬く間に駆け抜け、病院。

すっごい汗かいた。
竹琉と体重ねた時より辛いわ……。


そんな事を思い出しながら隣で眠る天使の頭を撫でる。

「ん…ままぁ?」
「あ、美琉。起こしちゃった?」
「んーん。」
「そっか。」

美琉-みる-。もうすぐ3歳。

「みくー、おやつたべたい。」
「あらあら。竹空は食いしん坊ね。」

それから双子の弟の竹空-たく-。

なんとあたしの中には双子がいたのだ!

「竹琉はどこ?」
「かずとげーむしてる。」
「そっかぁー。竹空、竹琉とカズちゃん、呼んで来てくれる?」
「うん。」

そして竹空が2人を呼びにゲーム部屋へ…。

それにしても…

「竹空の人の呼び方、どうにかならないかなぁ…。」
「まーま?どーしたの?」
「ん?ううん。何でもないよ」
「そっかぁ」

美琉は一人遊びが好きみたい…。
竹空ともあんまり遊ばないのよね。