あの時のケンカが嘘のように、また笑いあえる日々を取り戻した。


あの時の真白の発言。


『告白しようと思う』


気にならないわけがない。


けど、


「数学は幻滅てきだなぁ~・・・。」


まぁ、真白が隣にいてくれるだけで、今はそれでいい。


あの時、真白とケンカして。


真白を失うことの怖さに気づいた。


俺の中で、どれだけ真白が大きな存在なのかがわかった。


もう、いなきゃならねぇ存在なんだ。