しかし男子生徒はそれをスルーし、 「俺もこの場所見つけたの。お前だけのもんじゃ ねぇよ。」 残念でした、と言って寝る体勢を崩そうとしな い。 「そっ、そんなこと言わないよ…。……っ、仕方ない、あなたがここで寝ることを許可するわっ。」 そう言って、私は開き直って男子生徒の隣に 座り、寝る体勢をとり始める。 「なっ!」 隣で寝る体勢をとり始めた私に驚いたらしい、男子生徒は目を開けた。