「悠ち…くんは霊感がすごいあるのね。今まで見えてた人はいなかったよ」
霊感がある、と自覚したのは今日。今。この瞬間。
今まで見たことなんてなかった
「そりゃあ、ガキだから見えるだろ。今までで一番わけぇんじゃねえの?こいつ」
「…体、弱いの?」
「余命3ヶ月です」
祐美と史夜は目を丸くして顔を合わせた
「その歳でか!?」
史夜が声を上げ、悠に顔を近づける
「はい」
史夜は顔を俯かせ何やら肩を震わせ呟いている。声は小さく聞こえづらい。耳を近づけてみる
「………な、」
「はい?」
「なんて野郎だ!この野郎!」
「うわあ!」
