「・・何の御用でしょうか・・・」

「あれ、佐緒里、昨日と態度が違うな。

わかった、機嫌を直してもらうためにも、楽しい小説を読んでやるよ」

って、制服のポケットから出したのは例のコピー・・・



「・・・私が悪うございました」

「佐緒ちゃん、素直だねー。

そういうとこ、大好き。

俺のことはトモって呼んでいいからね」

「名前、知らないんすけど」

「本当に俺のこと知らないんだね。

西田智樹って言います。よろしく」


・・・知るか。
何、爽やかぶってんだよ・・・

って表情がモロでてたらしい・・・

デコピンくらった。