「はぁ〜……。」


ため息をこれでもかと吐き出す。


………また、やっちゃった…。


深い後悔の念が私を襲う。
この後悔を味わうのは今日で何回目だろうか。


愛があるわけでもなく、情さえ注いでないような男と夜を共にする。


……相手に愛があるかどうかは知らないが。


いいことじゃないことも知ってる。


でも、何度も繰り返してしまうんだ。


あの、快感だけを求めて。