そう考えていくうちに、真ん前には大きなへい………。
もぅ終わりだ…。
「このへい登るぞ!」
「はぁ!?無理にきまってるじゃないですか」
「無理じゃない!支えてあげるから」
彼は私を抱き上げた
「………きゃっ…ちょっちょっと……」
「ちょっと動くなよ!落とすゾっ」
『おっとお取り込み中かな?お嬢ちゃんそのお坊ちゃん貸してくれるかな?』
怖いナンパ男は彼の手からわたしを落とした 「ドサッ」
「いっ痛ぁー」
『お嬢ちゃんゴメンね痛かった?』
私は怖いナンパ男を睨もうとしたが睨めなかった。