応援団に恋をした。

両手を挙げて、腕をしっかり耳につけた。






楽なようで意外としんどい。






「腕曲げんな!!」






20分も経つ頃には、みんなへろへろになっている。








でもあたしは、どうしても曲げるのが嫌で、苦しかったけど動かなかった。






曲げなかったし。








「元の体制に戻れ。」









手を下ろすと、ものすごく腕が痛い。