喋りながらベンチに座った。


「俺…聞いてもいい??」


聞きたいことなんてたくさんある。


「?はぃ…」


「君の名前…知らないんだよね…」


そう言うと、驚いた顔をした。


「あ!申し遅れてすいません。伊藤心優、1年B組です。」



「ありがとぅ。」



心優は顔を赤くした。