チッサイ、オッサン

ノロノロとスウェットに着替えると、戦いの疲れが一気にマックスになったのか体が重くて仕方ない。


でも今日もいつまた襲ってくるかわからない敵のせいで寝るわけにはいかなかった。


「まだまだ、これからだ」


強く自分に言い聞かせて買ってきた雑誌を手に取る。


そして力なくベットに座り込みペラッと表紙を開いたところで、俺は座ったまんま魂が抜けるみたいに意識がなくなってしまった。