チッサイ、オッサン

「早川!こっちだって!」


今近藤が着いたんだと思って振り返った俺は。


眼球以上にまぶたを見開いて絶句した。


危険な香りのプンプンする人種が、こっちを見て大きく手まで振っている。


「え!?あれ近藤だったの!?いつの間にか金髪の坊主が誕生してたの!?」


あまりのギャップにクラクラしながら近藤の席に座った。


「やぁ、久しぶり。イマドキの寺って金髪オッケーなんだねー」