チッサイ、オッサン

あまりの衝撃に白目になって気が遠くなりかけた俺は、近藤に支えられてなんとかその場に踏み止まった。


「食うってなに!?どうして俺なの!?」


オッサン、あんなに懐いてるのに!?まさかそんな!


すぐには飲み込めなかったけど、天の助けの近藤がわざわざ俺のアパートに来て嘘を言うはずがない。


「気に入られたんだな。お前を太らせて食うつもりなんだよ」


「太らせて!?いやいや、俺佐々木さんが来てから食生活変わってないけど!」