チッサイ、オッサン

ピンポーン


よく考えたら、この部屋に親以外の誰かが来るのは近藤が初めてかもしれない。


「はい!はいはーい!」


急いでドアを開けると、金髪に白のタンクトップ姿の柄の悪い近藤がニヤニヤ笑って立っていた。


やっぱり目を合わせちゃいけない人種だと、あらためて再確認する。


「ど、どうぞ!入って!」