きょとんとしたオッサンがじっと俺の顔を見つめる。


「……ぷっ」


「え?なに?ふき出した?」


明らかに視線は俺のおでこまっしぐらだ。


「ぷぷぷぅーっ」


確実にふき出した。


オッサンは腹を抱えてコテンと転がり、足をパタパタさせながら笑っている。