『カナちゃん!!☆』
「えっ、あっ、キャッ」
森の中に君の姿を見つけて、駆け寄った。
後ろから抱きついて、首筋に顔を寄せる。
大きく息をして、大好きな君の甘い香りを胸一杯に吸い込み、閉じ込めた。
『……どうしたの?//』
ためらいがちに問う声。
その頬は僕の大好きな苺みたいに薄赤く染まっている。
もう、何でそんなに可愛いのかなー?
『……会いたかった☆』
そう呟いて、君の身体をギュッと引き寄せる。
さっき会ったばっかりでしょ、なんて君は笑うけど、しょうがない。
だって、いつだって僕は君の傍にいたいんだから。
君がいなくなると胸の奥が苦しくなって切ない。
寂しくって、会いたくて仕方なくなる。
どうしようもないくらい、好きなんだ。