私はまず、省吾を呼んだ。
「あのさ、省吾。私死ぬと思う?」
「何言って・・・」
「正直に答えて?」
「俺は・・・わかんねぇよ。でも、生きて欲しい。」
いつもは生意気な省吾が泣いてる・・・。
「省吾。私のこと少しでも好きなときあった?」
「当たり前だろ・・・。つか、言いたかったけど・・・。俺の好きな人。梨緒ちゃんじゃなくて。棗だから。」
省吾の衝撃発言から3秒後。
「えぇぇぇぇえ!?」
「大声出すなよ。病人なんだから。」
「だって・・だって・・!」
ずっと梨緒だと思ってたのに・・・!
しかも私たち姉弟だよ?!
「省吾・・・私のどこが好きなの?」
「・・・優しいとこと、一緒にいて楽しいとこ。でも俺。報われないの知ってるから。」
「どうして・・・。」
「見てればわかるよ。棗が疾風のことすきなのなんて。」
省吾は・・・いつの間にこんなに大人になったんだろう?
「省吾。私恋愛対象としては見れないけど。多分。家族の中で誰よりも省吾が好きだし、これからもそれは変わらないよ。」
「・・・ありがとな。それだけで・・十分だよ。だから・・・死ぬなんていうな・・。」
「うん・・・。」
省吾はどこまでも優しいね。
私、きっと省吾が家族じゃなかったら。
普通の友達だったなら。
好きになってたかもしれない
「省吾。私ね。ライバルが由真なの。」
「そりゃぁ災難ww」
「あ、私が負けると思ってるでしょ?w」
「ったりめぇじゃんw」
わが弟ながらすごいww
「だって、棗がまけたらチャンスじゃん?」
「な、」
「ウソだって。俺さ、棗のほうがいい魅力。たくさん持ってる気がするんだ。だから頑張れ。あと・・・」
省吾の言葉に驚いた。
”双子だからわかるんだけど、由真。棗の気持ちにうすうす気づいてるぜw”
「あのさ、省吾。私死ぬと思う?」
「何言って・・・」
「正直に答えて?」
「俺は・・・わかんねぇよ。でも、生きて欲しい。」
いつもは生意気な省吾が泣いてる・・・。
「省吾。私のこと少しでも好きなときあった?」
「当たり前だろ・・・。つか、言いたかったけど・・・。俺の好きな人。梨緒ちゃんじゃなくて。棗だから。」
省吾の衝撃発言から3秒後。
「えぇぇぇぇえ!?」
「大声出すなよ。病人なんだから。」
「だって・・だって・・!」
ずっと梨緒だと思ってたのに・・・!
しかも私たち姉弟だよ?!
「省吾・・・私のどこが好きなの?」
「・・・優しいとこと、一緒にいて楽しいとこ。でも俺。報われないの知ってるから。」
「どうして・・・。」
「見てればわかるよ。棗が疾風のことすきなのなんて。」
省吾は・・・いつの間にこんなに大人になったんだろう?
「省吾。私恋愛対象としては見れないけど。多分。家族の中で誰よりも省吾が好きだし、これからもそれは変わらないよ。」
「・・・ありがとな。それだけで・・十分だよ。だから・・・死ぬなんていうな・・。」
「うん・・・。」
省吾はどこまでも優しいね。
私、きっと省吾が家族じゃなかったら。
普通の友達だったなら。
好きになってたかもしれない
「省吾。私ね。ライバルが由真なの。」
「そりゃぁ災難ww」
「あ、私が負けると思ってるでしょ?w」
「ったりめぇじゃんw」
わが弟ながらすごいww
「だって、棗がまけたらチャンスじゃん?」
「な、」
「ウソだって。俺さ、棗のほうがいい魅力。たくさん持ってる気がするんだ。だから頑張れ。あと・・・」
省吾の言葉に驚いた。
”双子だからわかるんだけど、由真。棗の気持ちにうすうす気づいてるぜw”

