「・・め!・つめ!棗!」
「・・ん。」
「棗!?」
その瞬間、省吾が抱きついてきた。
「省吾?」
「大丈夫かよ?!」
「あ・・私・・・どうなってるの・・・?」
「気づいてなかったのかよ・・・。」
何を話してるの?
「お母様。棗さんにはお話しますか?」
「いえ・・・。まだやめときます・・。」
「わかりました。ではくれぐれもお静かに。」
なんのこと?
「ママ?何の話なの?」
「棗。いいのよ。寝てなさい。」
そういって穏やかに笑うママ。
だけど、ほっぺにはないたような跡があった。
「省吾?梨緒?疾風くん?由真ってば・・・。何なのよ・・・。」
「あの。おばさん、俺話したほうがいいと思います。俺らだけで話したいんで、出てもらってもいいですか?」
「・・・・・・・わかったわ。」
しばらくの間をおいて、ママは出て行った。
「疾風くん?」
「棗。落ち着いて聞いてくれ。あのな。お前は白血病だ。」
「え・・・?」
私は耳を疑った。
今・・・・白血病って言ったよね・・・?
”白血病”
「それで・・・今は治療で様子を見るしかないらしい。」
「私・・・死ぬの?」
私は、頭の中はパニックなのに、言葉は冷静だった。
「死ぬなんて・・・!言うな・・・!」
「省吾・・・。」
「棗。今は辛いけど、生きられるように頑張ろう。」
「私・・・これ以上生きて、何になるんだろう?」
「え?」
「私、1人1人に話したいことあるからさ、あとで来て?」
私はそういうと、ベッドにもぐりこんだ。
「・・ん。」
「棗!?」
その瞬間、省吾が抱きついてきた。
「省吾?」
「大丈夫かよ?!」
「あ・・私・・・どうなってるの・・・?」
「気づいてなかったのかよ・・・。」
何を話してるの?
「お母様。棗さんにはお話しますか?」
「いえ・・・。まだやめときます・・。」
「わかりました。ではくれぐれもお静かに。」
なんのこと?
「ママ?何の話なの?」
「棗。いいのよ。寝てなさい。」
そういって穏やかに笑うママ。
だけど、ほっぺにはないたような跡があった。
「省吾?梨緒?疾風くん?由真ってば・・・。何なのよ・・・。」
「あの。おばさん、俺話したほうがいいと思います。俺らだけで話したいんで、出てもらってもいいですか?」
「・・・・・・・わかったわ。」
しばらくの間をおいて、ママは出て行った。
「疾風くん?」
「棗。落ち着いて聞いてくれ。あのな。お前は白血病だ。」
「え・・・?」
私は耳を疑った。
今・・・・白血病って言ったよね・・・?
”白血病”
「それで・・・今は治療で様子を見るしかないらしい。」
「私・・・死ぬの?」
私は、頭の中はパニックなのに、言葉は冷静だった。
「死ぬなんて・・・!言うな・・・!」
「省吾・・・。」
「棗。今は辛いけど、生きられるように頑張ろう。」
「私・・・これ以上生きて、何になるんだろう?」
「え?」
「私、1人1人に話したいことあるからさ、あとで来て?」
私はそういうと、ベッドにもぐりこんだ。

