壊された日常~消えていくクラスメート~

高橋さんはまるで
生きているかのように自分の席に座っていた




時間が経つごとに、次々と皆が登校してくる




高橋さんの席は廊下側の一番前




教室に入ってきた人全員の目に止まる




高橋さんは外見的には怪我などはないが
明らかに顔に血色がない




皆一瞬固まったあと、高橋さんがどうなっているか嫌でも理解する




遠目から眺める者




涙を流す者




信じられないという顔の者




それぞれが高橋さんの周辺にいた