壊された日常~消えていくクラスメート~

感じるのは、温かい液体が滴り落ちる感覚と…




恐怖…………




そんな、もう何もよく分からない状態で




俺はふと目の前の教室に入った




さすがにもう動くのは厳しい




鍵をかけて隠れていれば、飯田さんにも見つからないだろう




俺はこの時、意識がもうろうとしていた




だから、気づかなかったんだ




いや、気にも止めなかった




この教室が3年C組だってこと……




そして…俺のすぐ後ろに飯田さんがいたことにーーー…