壊された日常~消えていくクラスメート~

古田さんや橋本さんも殺され、もはや残っているのはわずか数人




俺達はいったいどうなるのだろうか




全員消えて…殺されてしまうのだろうか




そんなことを考えながら…ふと窓のほうを向いた瞬間……




「……っっ!!」




窓に逆さ向きに張り付いている…誰か…




顔は皮膚が剥がされ生々しい肉が見えている




かろうじて目や口など顔のパーツの位置は分かるものの、顔はもうぐちゃぐちゃで血だらけだった




…どんどん殺し方がむごくなっている




俺はまるで金縛りにでもあったように窓を見たまま動けないでいた




「ちょっ…みんな……」




かすれるようなかすかな音量だったがやっと声が出た