壊された日常~消えていくクラスメート~

残っているのは俺を入れて14人いるが、離れると状況が確認しにくくなるということで、全員で行動することになった




まずは俺たちがいた3年C組と同じ階の被服室へ向かう




目の前で人が殺されたことに皆恐怖を覚え、移動している最中も誰一人として口を開く人はいなかった




被服室に入り、とりあえず中を見渡す




ここでも、アイロンで窓を叩いたり、椅子を投げつけてもやはり窓は割れない




窓の鍵を開けようとしても全く動かない




皆もう、諦めかけているのかため息しか出ない




しかしふと掃除用具入れを開けた時…




「うわっ!!」




そこには、二番目の被害者である吉田君の全身が詰まっていた