壊された日常~消えていくクラスメート~

そうしている間にも古田さんは斉藤君の頭を二度、三度と椅子で殴る




斉藤君はもう倒れて頭から血を流している




すると今度は斉藤君の頭を思いっきり踏みつけ…




首からゴキッと鈍い音がすると、古田さんは斉藤君の頭からゆっくりと足を下ろした




古田さんはフッと顔を上げると、今度は山田さんへと近寄った




「来ないでっ!!…いやっ!」