人形の微笑




それを確認して、満足すると……




「……それで?いつまで隠れてるつもりですか」




巧妙に気配を殺す影へ向けて、低く恫喝(ドウカツ)した。


ワケのわかっていないクロアがリリスの方を驚いて見つめるが、気にしない。


そしてしばらくの静寂の後――…



「……相も変わらず、おっかないねェ」


気配を殺すのをやめた少年が、木々の間から姿を現した。