それを確認して、満足すると…… 「……それで?いつまで隠れてるつもりですか」 巧妙に気配を殺す影へ向けて、低く恫喝(ドウカツ)した。 ワケのわかっていないクロアがリリスの方を驚いて見つめるが、気にしない。 そしてしばらくの静寂の後――… 「……相も変わらず、おっかないねェ」 気配を殺すのをやめた少年が、木々の間から姿を現した。