『こっこれ以上、変な発言させちゃダメだ!!』 心の中で叫びつつ、その細い体を回れ右させると、 「今日の勉強はここまでです!!」 「え、でも、」「いーから!!」 言い淀むリリスの背を押して、扉の方まで連れていく。 そしてその耳元で、 「いっ、いいですか!? 人の性癖はプライベートなモノ!! だから、大きな声でバラしたりしちゃダメですよ!?」 と小声で念を押すと、リリスを部屋から押し出した。