「――――――」 聞こえなくなるクロアの吐息。 耳に痛いほどの、静寂。 妖しく二人を照らす月明かり。 ……リリスは冷たい表情でクロアを見下ろしたまま、 剣を持つ手に力を込めた。 そして、 油断しきった表情のクロアへ、 一気に腕を振り下ろして―――