「…………コルト」 銀の髪に、青い瞳。 上質な服を身にまとった、どこかの貴族のような出で立ちのコルトが、リリスへ駆け寄ってきた。 コルトは、リリスの顔が真っ青なのを見て取ると、ふらつくその体を横抱きにした。 そして、意地なのか少し抵抗するリリスに 「姉さん、奥の部屋が空いてると思うから。 それまで頑張って!!」 それだけを囁きかけると、目的の部屋へと歩き出した。 ――――――… ―――――…