「……んで、だよ。 なんで、なんだよぉ……っ!!」 クロアは悔しさに唇を噛み締め、俯いた。 その手は固く握りしめられ、漆黒の瞳には涙が浮かぶ。 ――…だが、 【すまないな、我が主。 ……この決定だけは、覆さない】 事態は、動かない。