【ガリオとメグミの子孫に幸運があらんことを!! ――我が名はルスカ。 この国の祖にして、金属を司る神】 そう名乗った瞬間、王の周囲で警護を任されていた兵士達が一斉にざわめき出す。 それもそうだろう……動く金属の馬が喋ったと思ったら、自らを神だと名乗ったのだから。 【疑う者が、いるようだな】 ルカもそれに気付いたらしい。 ルカは一つ嘆息すると、一瞬だけ銀色の体を震わせ――… …――次の瞬間、王の横で控えていた近衛兵の武器が溶け落ちた。