「――私の名前はクロア・フォンバッハ・ディーネ。ルスカ国第三王位継承者」 俺の名前と気迫に押され、次々と引いていく武器の波。 「王に、至急謁見を申し入れよ。クロアと、我らが神――ルスカが帰還したと伝えるのだ!!」 その中心で声を張り上げつつも、俺は緊張と不安で押し潰されそうになっていた。