――正直、私だって今のこの現状に驚いているし、混乱もしている。 なぜ、クロアの拳銃が溶けたのか。 なぜ、木が動き出してコルトを捕らえたのか。 疑問は尽きない。だが……。 「――…コルト、」 忘れてはいけない。 私が、今ここでクロアと戦った理由。それは、自分とクロアが無事にルスカ国へ逃げるためだったはずだ。