人形の微笑





コルトは油断無く銃を構えながら


「俺、姉さんに憧れてたんだ…」


そう、懐かしそうに呟いた。


「あの頃の僕は病弱で、何もできなくて。

それなのに、姉さんは強くて……しかも僕の世話もしてくれて」


本当に……憧れてた。


噛み締めるような言葉に含まれているのは、微かな嘲り。


「そんな僕に、姉さんは殺される」