………ワケがわからない。 私は暗殺者だ。だから、感情を持つことなど許されない。 そう言った私にクロアは今、なんて言った……? 「暗殺者を、やめる……?」 クロアの言葉が信じられず、反芻(ハンスウ)する。 目を限界まで見開き、驚くリリスをクロアは真っすぐ見つめ、 「そう。暗殺者をやめるんだ」 キッパリと言い切った。 ………しかしそれは、無知だからこそ言えることだ。 リリスは静かに首を振る。 「…………それは、できません」