「今、コルトに聞いたでしょう。私が貴方を殺さなければ、私は殺されると」 「よく話が分からないけど………まぁ、そうみたいだな」 「貴方は今から、死にたくないと思う私に殺されるかもしれないんです。 それなのに……なぜ貴方は、私を抱きしめようとするんですか…!!」 もう一度、と伸ばされた手を拒みながら、リリスは激昂する。 理解できなかった。 どうして、自分を殺そうとしている人間をそこまで簡単に信じられるのか。