ズ、と足を前に出した途端、 リリスが振り返り。 フワッ、とリリスの着てたドレスの裾が翻ったかと思えば 音もなくリリスがこちらへと駆け出していて。 危機感と共に体の動きを止めた時には、 ピタッ…… 冷たく鋭い刃が、クロアの首筋に押し当てられていた。