同居人はNo.1ホストー1ー213ページまで修正








みんなでお酒を呑みながら色々な話をしていると突然、明るかった店内が薄暗くなり周りはザワザワと騒がしくなる。




「お!あいつやーっと来たかぁ。ったく最近、あいつ遅刻多くね?」




「今日で今月は6回目の遅刻ですね。全く…」




徹夜と甲斐くんは誰のことを話しているんだろう。



それにお店の雰囲気が変わった。一体なにが始まるの?




「ねぇ今からなにがーーー」



「きゃあああああ〜〜〜〜!!!!」




すると今度はお客達の黄色い歓声が店に響き渡る。



うっ、うるさっ!




未だに自分だけこの状況に付いていけないあたしは春綺君に聞いてみた。




「ねっ、ねぇ…なにが起きてるの?」




そんなあたしを見て春綺君は「初めて来た人はびっくりするよね。うちのトップは派手な登場が好きでね、ごめんね驚かせて」と言った。