徹也はそう言ってあたしの肩に手を回し抱き寄せた。 は?シャンパンタワー!?ていうか、ホストってみんなこんな感じなの?スキンシップがすごすぎる… 「こら徹也、やめなよ。捺海ちゃんが困っているだろ?」 爽やか王子は、気づいてくれたのかあたしに回されていた徹也の手を振り払ってくれた。 「それに捺海ちゃんがお酒大丈夫なのかも知らないのにお酒を頼ませるのはダメだよ」 「なんだよ春綺、 紳士ぶりやがってー」 春綺くんが徹夜に注意をすると徹夜はムスッとした顔をする。