「よろしくね、れおんくん」
「次がNo.4の甲斐[カイ]甲斐はとっても頭が冴えていて愛想はないけれど根は良い奴なんだ。そんな所が女性に人気の理由かな」
「甲斐です、以後お見知りおきを」
そう言ってメガネを触りサラサラな黒髪と知的な雰囲気が特徴な甲斐と言う男。
「どっ、どうも…」
なんか、接しづらい。イケメンだけども…クールタイプはあたしには結構苦手なタイプだ。だって、何考えているのか全く分からないし。
「そしてこいつがNo.3の徹也[テツヤ]徹也はこのお店で一番チャラくてお調子者だけど盛り上げがとても上手でなんだかんだ言っていい奴なんだ」
「あーえっとさっきはその…悪かった!あっ、俺のことは気軽に徹也って呼んでな!」
「うん…」

