同居人はNo.1ホストー1ー213ページまで修正








あたしは百貨店に行きコスメが売っているコーナーに向かった。




あっ、ここのブランド新しいグロス出したんだ。このチークのケースめっちゃ可愛い!



あたしは興味津々で新発売のコスメを見ていると店員さんが声を掛けてきた。




「いらっしゃいませ、もしよかったらお試しになりますか?」



「はい!」



今のあたしは凄く心が弾んでいる。だってあたしはおしゃれをすることが好きだから。



今までのあたしはあんな生活を送っていたけど
17歳。本当だったら恋やおしゃれに興味がある年頃の女子高生。




あたしだって…普通の女の子だ。




「ありがとうございました!」



手に持っているピンク色の紙袋を見てため息を漏らす。



…まずい。買うつもりなんてなかったのに買ってしまった。




まぁでも買わなくちゃいけない物は買ったし今日はもう帰ろうかな。