同居人はNo.1ホストー1ー213ページまで修正








「う、うん」




ドアを開けると目の前には大きなリビング。





「広すぎでしょ…」




一人暮らしにしては随分広いし部屋の数も多い。もしかして誰かと一緒に住んでた?




壁も床もキッチンも大理石。生活に必要な物だけで置いてあり黒で統一されている。



天井にはキラキラと輝くシャンデリア。




なんと言うかー…オシャレだよね、うん。それしか言葉が出てこない。





「何してんだよ。お前の部屋行くぞ」





えっ、あたしの部屋まであるの?




「ここがお前の部屋だ」 
   



胸を少しドキドキさせながら案内された部屋を覗くとそこは期待外れの何もない貧相な空き部屋だった。




「家具はお前の好みにしていい。家具代も俺が出してやる」