「ねぇ、ちょっと……!?」
あたしが大声で叫んでも
アイツは、一度も振り向かないで
歩いてる。
おい、聞けよっっ!!!!
この俺様ドSド変態野郎がっっ!!!!
掴まれている腕を離そうとしても、
しっかりと掴まれている。
って言うか、超っっ痛いんですけど!?
あたし、女だよっっ!?
か弱い女の子ですよ!?
…………か弱いは言い過ぎか……
……っとにかくっっ!!!!
この手を離してもらわないと。
「痛いから手を離してよ!!!!」
「……………………………」
大声で叫んでも聞こえていないような
態度で歩き続ける最低男。
イラッ……
正直に言いましょう……
あたし、段々キレて来てます!!
気が付くと、いつの間にか
駐車場まで来ていた。

