(うめぇーー!!
捺海ちゃんって意外に
家庭的なんだなぁ!!
)
「……………………………………」
徹夜の言葉に動きが
ピクリと止まる。
「それ……褒めてるの??
それともー……
馬鹿にしてんのかなぁ……?」
あたしは、ニッコリと
笑って徹夜を見た。
(いっ、いや……
馬鹿にして言った訳じゃー………)
徹夜は、目をキョロキョロさせた。
「そーだよねぇー……?
次、失礼なこと言ったらー……」
あたしが話している
途中で春綺君が、入って来た。
(なっ、捺海ちゃん!!
この、チャーハン凄く
美味しいよ。)
「えっ、そう??
ありがとう。」
春綺君に美味しいって
言ってもらえた……!!
良かったぁ~~!!
あたしが、心の中で
ガッツポーズを
しているとー……
「おい、捺海。
何だ、コレは……」

