それから、数時間経って、やっと料理は完成っ!!
ふぅー……
こんなに作ったの
生まれて初めてだよ。
あたしが、テーブルに
運ぼうと、するとー……
(手伝うよ、捺海ちゃん。)
春綺君は、そう言って
出来上がった料理を
持ってテーブルに運んでくれた。
「ありがとう。」
春綺君って、本当に
優しい……
それに……
春綺君は、客なのに。
それに、比べてー……
何のっ!!アイツは!!
アイツ、一度も
手伝ったこと何か
ないじゃん!!
少しは、春綺君を
見習って欲しいものだね!!!!
あたしは、心の中で
愚痴りながら料理を
テーブルに運んだ。
(うわぁ、上手そ~!!)
(このオムライス、
ウサちゃんだぁ!!)
そう実は、れおん君の
オムライスはウサギに
した。
なーんか、れおん君に
食べさせるなら可愛い
方が良いかなぁ何て
思って作ってみた。
「気に入ってくれた??」
(うん!!なっちゃん、
ありがとう!!)
れおん君は、満面な
笑顔を見せた。
かっ、可愛い~~!!
こんな、笑顔が見れる
なら毎日頑張って
作っちゃうなぁー♪
徹夜達は、挨拶をして
黙々と食べた。

