同居人はNo.1ホストー1ー213ページまで修正








どうしよう、何も思いつかない。もしかしたら謝ったら許してくれるかもー……




「俺様に手出してごめんなさい。で済むと思うなよ?」




ですよね、謝って済むような人じゃないですよね。




「じゃあ一体、何したら許してくれるの?」




「そうだな…俺の女にでもなってもらおうか」




「…はぁああ!?なに言ってんの!」




何言っちゃてんのこいつ。俺の女って……無理無理!




拒絶するあたしを見て男は眉を寄せて不満そうにする。




「なんだよ。俺の女になれるんだぞ?寧ろ泣いて喜ぶくらいだ」




「無理に決まってるじゃん!大体、あんたの女になったとしてもあたしになんの特があるっていうわけ?」




「…いちいちうるせえ女だな。じゃあお互いが特するような条件だったらどうだ?感謝しろ。この俺様がお前にまで得する条件をやるんだ」




上から目線の言い方にムッとしながらも抑えろと自分に言い聞かせて話を聞く。