だめだ。酒がないと落ち着かない。
「はぁー…酒でも買いに行くか」
重い腰をあげ俺は車の鍵と財布と携帯を持ちエレベーターに乗る。
外に出ると少し暖かい風が吹いていた。
「心地いいな…」
駐車場に向かう途中で人影がうっすらと見えたが俺はそれを特に気にすることなく歩く。
チラッと見ると見覚えのある車が駐車してあった。
あれは間違いない。あの車は春綺のだ。
あいつの車がなんでここにあるんだ?
車内を覗くが春綺の姿はなかった。
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