確かに今…あたしのオデコに柔らかい唇の感触が伝わった。 あたしはそれを確かめるようにオデコを片手で触る。 「絶対に約束だよ。じゃあ、捺海ちゃん今度お店に来てね。指名してくれたらサービスするから」 春綺君は微笑みながら車に乗って行ってしまった。 あたしは春綺君のキスを思い出しながら家に向かった。 はぁ~ビックリした。まさか春綺君があんなことするなんて。 そんなことを思っている内に家に着きバッグから鍵を出しドアを開ける。